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地雷震

   以前、高橋ツトム氏の作品「スカイハイ」をレビューしましたが、その影響で読んだのが「地雷震」です。こちらがデビュー作とあって、最初の方の画がまだ荒削りなのが良く分かります。

   内容は、刑事もの漫画なのですが、主人公の刑事が非情でクールなキャラクターで、ドラマに出てくるような熱血刑事とは、全く違うところが新鮮です。

   また、この主人公の刑事の過去には謎めいた部分が多く、そこがこの作品の魅力ともなっているので、是非最終巻まで読み進めてみて欲しいと思います。

   最終話以外は、どれも短編のストーリーとなっているため、空いた時間などにサクサクと読めてしまいます。

   少年犯罪やカルト教団などの実際の現実社会で起こった事件を題材にしたような内容が出てくるので、よりリアリティを感じて読むことができます。

   また、どの話も正義とか誠実といった言葉は全く当てはまらなく、主役の刑事がヒーローではなくヒール役に徹しているところもこの作品の特徴です。

   この間、漫画喫茶に行ったときに、何と!この作品の続編が出ていてビックリしました。10年の時を経て、「地雷震 diablo」として復活しました!

   どうな展開の続編になるか楽しみです。

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20世紀少年

   「20世紀少年」の実写版映画「20世紀少年〈最終章〉ぼくらの旗」が本日から公開されるのに伴い、本家のマンガをレビューしたいと思います。

   実写版映画化も3部作までされ、もはや説明も必要ないほどメジャーな作品ではありますが、ビックコミックスピリッツで7年に渡って連載された浦沢直樹氏のSFサスペンス漫画です。「20世紀少年」は全22巻から成っていて、「21世紀少年」は上下巻で物語が完結します。

   主人公のケンジは1959年生まれで、作品のタイトル通り20世紀から21世紀を跨いで2018年までの話が描かれています。物語の大半は、主人公の少年時代に遡った内容で占められていて、昭和の古き良き時代をふんだんに入れ込んだノスタルジックなシーンがたくさん出てきます。おそらく著者の浦沢氏自身も昭和に対する思い入れが強いのだろうなと思って調べたら、ケンジと同級生の1960年生まれでした。

   私はひと回り下の世代になりますが、昭和の最後の十年ぐらいは記憶にあるので、懐かしく感じるシーンもあり、このマンガは映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に通じる一面も持っています。

   
肝心のストーリーやキャラクター設定も実に良く作られていて、しっかりと記憶を辿っていかないと分からなくなってしまう箇所もあり、その辺は「MONSTER」と似ている複雑さがあります。ただ、話の舞台が昭和を中心に進められていくため、昭和と現代・未来のコントラストをうまく織り交ぜていて全く別の作品に仕上がっています。

   古き良き時代に浸りつつも、明るい未来を望むそんな作者の希望が垣間見られた気がしました。出版社側が頼んでストーリーを無理やり広げた感も無いことは無いですが、間違いなく面白いまんがに入ると思います。

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スカイハイ

    私が初めて高橋ツトム氏が描く作品を読んだのが、この「スカイハイ」シリーズでした。リニューアルを繰り返し、「スカイハイ」「スカイハイ・カルマ」「スカイハイ・新章」と全部で8巻のコミックが発売されています。

   あらすじは、死後の世界で死者たちが自身の生前の人生を振り返って、どういった判断を下すかという内容になっています。自分の死を受け入れて天国に行くか、人を呪い殺して地獄に行くか、死を受け入れずに彷徨い続けるか選択を迫られます。

   自分の死を受け入れて天国に行くことが良いことのように聞こえはしますが、人の死に方や生き様は様々で、それができない人も多く居るし、この選択肢には正解は無いのだということを読んでいて感じました。ひどい殺され方をすれば、決してその相手を許すこともできないでしょうし、そのような人間が平気な顔をして世の中で生きているという事実を認めがたいものがあると、現実の世界も照らし合わせて考えました。

   私自身は、無宗教なので死後の世界など存在しないと思っているのですが、こういうところがあるのかもしれないと思って生きることは、いいことだと思っています。もちろん最愛の人と再会ができるという希望が持てる以外にも、自分自身がたとえどんな人生を送ったとしても、死後の世界でそれを振り返ることにより、気持ちの整理ができるような気がするからです。

   漫画のレビューからは少し脱線してしまいましたが、ストーリーはほとんどが1話で完結するのでとても読みやすいです。また、いろいろな人の人生模様を垣間見ることができ、目と耳を覆いたくなるような酷い話から、感動してしまう話まで様々です。画は最初は独特に感じましたが、読んでいくうちに暗い感じの画が内容とうまくマッチしていて、この漫画家のファンになりました。

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七夕の国
   以前「寄生獣」でご紹介した岩明均氏の作品ですが、「七夕の国」も絶賛ものですのでご紹介します。岩明均氏は「寄生獣」で圧倒的な人気を確立されたにも関わらず、作品数が少なくて本当に残念です。「七夕の国」はその数少ない岩崎均氏の貴重なミステリーSF漫画に位置づけられる作品なのですが、あまりにも「寄生獣」の印象が強すぎたので、このマンガを読み始めたときは普通の人間ばかりが登場してきて、最初は拍子抜けしました。

   読み進めるうちにストーリーがどんどん広がりを見せるのですが、謎めいた部分を残しつつ展開していくところは本当にうますぎます。いつの間にか完全に自分がその物語の内容に吸い込まれていって、次の展開を期待しているのが分かりました。いちおうSF漫画になるのですが、まるで実際にどこかで起こったことを取材したかのような綿密なストーリー展開で、とてもリアリティが感じられる作品です。だからこそ、カテゴリーにはSFではなく、ミステリーに入れておきました。

   最後の終わり方にはただただ脱帽するだけでしたが、そこには驚きや衝撃よりも何かホッとさせられるものを感じました。「寄生獣」とはひと味もふた味も違う名作です。

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Monster
   「MONSTER」は、浦沢直樹氏初の本格ミステリー漫画ですが、この1巻を見ると本当に衝撃的でした。テンポ良く進んで行くストーリー展開に、次々と出てくる登場人物の多さに時々頭を整理しながら、必死に食らいついていたのを記憶しています。もともと画のうまさに定評のある浦沢氏ですが、この作品からさらに画力が上がったといういかリアリティを感じさせる画になっていてより一層スリルを掻きたてられます。

   ただ、残念に思った部分は、中盤からテンポ良く進んでいたストーリーが路頭に迷ったようにあちこちに飛び火していき、だんだんと興味が薄れていってしまいました。キャラクターの設定もしっかりとされているし、ストーリーも本当に良く練り込まれて作られているので、決して面白くない訳ではなかったのですが、当時私は単行本が出る度に購入して読んでいたので、次々と出てくる登場人物やいくつかに分かれて同時進行する展開に私の記憶が付いていけなかっただけなのかもしれません。

   あまり時間を置かないで、記憶がフレッシュなうちに読み進めることをお薦めします。私も一度、時間を取って1巻〜最終巻までぶっ通しで読んでみたい作品の1つです。

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クーデタークラブ
   私が松本光司氏の作品をはじめて読んだのは、週刊ヤングマガジンに連載中の「彼岸島」です。この漫画の存在はずっと以前から知っていたのですが、画に抵抗があってしばらく敬遠していました。ただ、一度読んでみると、画の好みは別としてスピード感ある展開やストーリー設定に脱帽しました。慣れてくると画の好みも気にならなくなり、むしろ力がこもっているように感じられ、親しみを感じるようになりました。

   さて、本題の「クーデタークラブ」ですが、こちらは「彼岸島」の影響から見ることになりましたが、ストーリー設定は全く違った作品になっていてサスペンス漫画の分野に入るかと思います。スピード感のある展開は変わらずにサクサクと楽しめます。タイトルにもある通り政治に訴えかけるようなところもあり、社会的なメッセージを発信しているようにも受け取れます。登場人物の設定もしっかりとされており、それぞれの登場人物がどのように関わりあっていくか読めないところも見所です。

   あと、ソフトな濡れ場が時々出てきますが、最初は画が自分の好みではないと思ったものの、結構そそられました。
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キャッシング