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KUROZUKA-黒塚-

   この作品は、漫画喫茶で長時間滞在したときに、読むマンガが無くなってふと手に取って読んでみたのですが当たりでしたので、レビューに取り上げました。

   それまでは作品名や漫画家も聞いたことはありませんでしたが、どうやら能の演目で「黒塚」という原作が存在し、それをかなり漫画風にアレンジしたのがこの作品のようです。

   物語のスタートは鎌倉時代から始まるので、時代劇にSF要素を付け足した漫画なのかと思いきや、時代が室町、戦国、江戸、大正、明治、昭和、しまいには平成から近未来へと移りゆくので、良い意味で期待を裏切られました。ちなみに、カテゴリーは、SFアクションになります。

   次々と時代が変わっていくストーリー展開がこの作品の大きな見所です。それでいて、時代を跨いでも主要人物がしっかりと描かれており、キャラクターの設定がしっかりとしているなあと思いました。

   また、線が細いタッチの画が印象的でしたが、とても細かい描写までしっかりと描かれていて、かつアクションシーンもスピード感溢れる画になっています。

   作品中には、頻繁ではありませんが、しっかりエロ要素もカバーされており、特に後半あたりに登場する官能シーンは必見で、かなり自分的には興奮してしまいました。。。

   この作品を読み終え、アクションやSFの要素よりも、根底的な部分ではラブストーリーの要素の方が強いなあという印象を受けました。

   最後の最後で初めからのストーリーがしっかりと繋がる緻密さは本当に見事で、やられたーと素直に感じました。

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犬神
評価:
外薗 昌也
講談社
---
(1997-01)

   今回レビューする漫画「犬神」は外薗昌也氏の代表作でSF漫画です。

   あらすじは、主人公の少年が不思議な力を持つ犬と出会い、人類滅亡を企む組織に立ち向かっていくという話です。ストーリーやキャラクターの設定から「寄生獣」に通ずるものを感じました。

   「寄生獣」は哲学的なものを感じましたが、「犬神」は宗教的な色が少し入っています。

   とにかく画がとても綺麗で、話の展開も早く、サクサクと読めてしまいます。ただ、途中話が停滞気味になったかと思うと、クライマックスにかけてはすごい勢いで進展を始めるので、ペース配分があまり宜しく無い気がしました。

   それでも、外薗昌也氏の描くマンガの中では、はじめて読む作品だったので、これをキッカケに他のまんがも読んでみたいという気持ちになりました。

   私は犬好きなので、このマンガが結構気に入りましたが、そうでない人も結構楽しめると思います。

   この漫画を読んで、昔「週刊少年ジャンプ」に連載されていた犬ばかり登場するマンガ「流れ星〜銀牙」を思い出しました。

   
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童夢

   以前、大友克洋氏のSF超大作「AKIRA」をご紹介しましたが、「童夢」は1982年に日本SF大賞を受賞して、大友氏の出世作となった作品ですので、「AKIRA」ファンであれば決して見逃せないSF漫画です。

   残念ながら単行本は1巻で完結してしまうのですが、本当に何度呼んでも面白い作品です。大友氏が描く緻密な描写は、この頃からすでに十分に発揮されていて、怖いほどのリアリティがそこにはあります。

   超能力を持った少女が殺人事件に関わっていくというストーリーで、「AKIRA」には無いサスペンス的な要素を持っていて、また独特の怪しい世界が表現されているところが余計に恐怖を煽ります。

   大友氏が表現する超能力は周りには見えない力なので、少年漫画にありがち火を噴いたり体を変形させたりというものではないため、描画するのがとても難しいと思うのですが、顔の細かな表現から周りを取り囲む物質を利用して、見事に見えない力を表現しています。

   超能力をテーマにした作品ということもあり、この「童夢」には「AKIRA」の基礎になったと思われる箇所が要所に散りばめられており、大友氏のファンでもそうでない人でも十分に楽しめる名作です。

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01 ZERO ONE

   今月は世の中を騒がせたニュースが何かと多くて、ついつい漫画のレビューをさぼってしまい、久々の投稿となります。

   「01 ZERO ONE」は、奥浩哉氏が「GANTZ」連載の前に週刊ヤングジャンプに執筆された作品です。残念ながら僅か3巻で完結してしまった作品なのですが、日本で初めてのフルCGを使用した作品ということで、映画だけでなく漫画の世界でもコンピューターグラフィックが主流になっていくのを感じさせる意欲作です。

   フルCGというだけあって、画の細かさや精密さを見たら素人の私でも違いが分かるほど凄いです。

   ストーリーもよく考えられていて決して画だけを強調する作品ではありません。未来の3Dゲームを中心に登場人物が巧妙に折り重なって物語が発展していき、主要キャラに相変わらず艶めかしい女性が登場するところも、奥氏ならではの味が出ている作品になっています。

   ただ、本当に残念なのは3巻で終わってしまい、読み終わった後は「これで終わり!?」という何か溜まったものを出せない気分になりました。

   広げようと思えばいくらでも広がりがあった作品に思えますが、その後すぐにあの「GANTZ」が登場するところからして、すでにこれを描いている間に「GANTZ」の青写真は頭の中で描いていたのでしょうね。

   この作品「01 ZERO ONE」が奥氏が描いたはじめてのSF漫画(短編集を除く)ということからも、間違いなく「GANTZ」の下地になった作品だと思います。

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ルサンチマン

   久々のレビュー投稿となってしまいました。仕事の方が忙しく、漫画レビューを書く時間が取れないことが最近の悩みです。

   さて、このマンガのストーリーは2015年の設定で、SF恋愛ものの作品となっています。主人公は30歳独身の彼女の居ないオタクで、バーチャルリアリティーのめり込んでいく話です。

   今のオタク社会の未来予想みたいな話になっていますが、あまり社会的に訴えかけるような重い話ではなく、オタクが仮想現実の世界で出合った女の子に恋をしていく姿をユーモアを交えて描かれていく近未来恋愛漫画といってもいいかもしれません。

   物語の展開も早くて、現実世界と仮想世界がたくみに入れ替わっていき、あっという間に読破できてしまいます。私はゲームは学生時代に卒業しましたが、こんなソフトが未来で出来ればかなり流行るだろうと思いましたが、より人間同士のつながりというものは無くなっていってしまうと感じました。

   オタクの人にはもちろんのこと、現実逃避したくなったサラリーマンにもサクッと読めてしまう漫画です。

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近未来不老不死伝説バンパイア
   「近未来不老不死伝説 バンパイア」は、以前紹介した「昭和不老不死伝説 バンパイア」の続編となっていて、前編のその後のストーリーが描かれています。主人公がバンパイアなのは同じなのですが、ちょっと勝手が違って物語が進んでいきます。

   物語のメインとなるキャラクターは前作とほぼ似たような構成になっていて、若干新しいキャラが登場するくらいだったと思います。ただ、前作からある程度期間を置いてからの話になるので、時代が変わっていて、前作登場したそれぞれのキャラクターの立ち居地も変わっているるところが見所です。人間の欲深さや変わりやすい心情の様子を分かりやすく描いています。

   前作と同様にSEXの描写がいっぱいあって、読んでいる途中に飽きてしまうほどでしたが、徳弘正也氏が描かれる女性像が私の趣味とはちょっと違うからかもしれません。日本人離れしたクッキリとした顔立ちで、豊満な胸とはアンバランスにくびれたウェストで、全体的に丸みの帯びたスタイルは、「シェイプアップ乱」の頃から一貫していますね。レビューとは思いっきり脱線してしまいましたが、著者は間違いなく洋物好きだと思います。

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オメガトライブキングダム
   先日紹介しました玉井雪雄氏の「オメガトライブ」の続編「オメガトライブ キングダム」のレビューを書きます。内容としては純粋な前編からの続きとなっていて、明確な区切りは無く何故名前を変えてリニューアルしたのか疑問に感じました。

   前編の後半は政治的な要素が強くなっていき、物語がさらに複雑怪奇になっていく様はとても残念に感じました。もはや前作で感じられたスピーディな展開はそこには無く、あらゆる登場人物へ派生して同時進行していくまとまりの感じられないものになってしまいました。前作で圧倒的な存在感を出していたキャラクターも複数に渡って影を潜めてしまい、登場人物の設定もブレてしまったようにも思いました。

   ただ、最終章の1巻となる「オメガトライブ クロニクル」は十分挽回していると思います。最終章に移って物語は急に完結へ向かって加速し始めます。「オメガドライブ」で味わうことができたスピーディーな展開が蘇ってあの面白さを取り戻した様でした。ただ、最後の1巻ということで、最後の部分だけ駆け足に締めたという感もあり、もう少しあの展開を楽しみたかったという気がしています。

   「オメガトライブ」「オメガトライブ キングダム」「オメガトライブ クロニクル」を通して、玉井雪雄氏の作品はとても独特な世界観を持っていて、しかも素晴らしく綺麗な画を描くことが実感できたので、是非次の作品もSFアクション系で面白いものを期待しています!

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オメガトライブ
   私がこの作品を手に取ったキッカケは単なる偶然でした。サラリーマンになって、ストレス発散のために漫画喫茶へ行くようになってから、読みたいと思っていたマンガを全て読みきってしまってから、適当に漁っていたときに発見しました。とにかく画がきれいで、読んでみたいと思わせる力のある表現力を持っていたのを覚えています。

   読んでみると画の表現力だけではなく、ストーリーが良く練られている作品であるということにすぐ気づいて夢中になりました。主人公はひょんなことから新人類「アルファ」になり、世界中のあらゆる敵と対峙していくというSFアクション漫画となっています。登場してくるキャラクターも実に個性豊かでしかもその数も多く、壮大に展開していくストーリーにそれぞれが欠かせない役割を果たしています。

   画が綺麗な作品であるだけに、男性読者として期待するお色気キャラもしっかりと登場し、頻繁ではないものの性描写も出てきて、そこに書かれる女性には惚れ惚れしました。また、玉井雪雄氏の趣味なのか分かりませんが、SM的な要素が随所に含まれていて、アブノーマルなエロチズムも表現されている印象を受けました。ただ、残念だったのが物語が後半に差し掛かる頃には、アクション的な要素よりも政治的な要素が多く取り込まれてきて、展開が複雑化かつスピード感が減速しますが、オススメであることには変わりありません。

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Akira
   「AKIRA」と初めて出合ったのは、私が中学生になったばかりの頃で、兄が買ってきたのを読んだのがキッカケでした。これまで見たことも無い分厚くて大きな単行本の装丁と価格には度肝が抜かれましたが、プレミアム感が味わえて十分に所有欲を満たすことのでき、それを持っている兄が羨ましかったのを覚えています。ページをめくるとその画の細かさやリアルさは、それまで見てきたどの漫画に無いものであり、私の中でのマンガに対するイメージを180度変えた作品になったのは間違いありません。作者の大友克洋氏がイラストレーターという肩書きを持っていることも頷けました。

   「AKIRA」は戦争で腐敗した世界を描いた近未来SF映画ですが、このマンガの見所は画だけは無く、ストーリー設定や登場人物のキャラクター作りは本当に良く練られており、中学になったばかりの私には全てを消化しきれないほど圧倒された作品です。物語はタイトルのアキラを中心として、金田、哲雄といったメインキャラにより進んでいきます。このアキラは絶大なパワーを秘めた超能力少年で、超能力といった超常現象がストーリーの大事な要素となっています。

   このまんがの凄いところは、世界的にも驚くほどの人気があり、ありとあらゆる言語で翻訳され出版されています。作品内で出てくる奇抜で先進的なファッションやデザインには、たくさんの業界にも影響を与えているのです。例えば作品の主要人物の金田が乗っている近未来のバイクですが、当時はそのデザイン性に妙な違和感とデザインに対する想像力には驚きましたが、今ではいろいろなバイクメーカーから出ているスクーターのデザインは、この作品に登場したバイクに明らかに影響を受けています。

   全世界の人々を魅了して、工業デザインにまで影響を与えるこの作品は、これまで少年コミックにどっぷり浸かっていた私が青年コミックへ足を踏み入れた作品でもありました。

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寄生獣
   私が初めて岩明 均という漫画家の作品を読んだのがこの「寄生獣」です。もう数年前に遡りますが、漫画喫茶へ時々ストレス発散のために通うようになった頃、読むマンガが無くなるとたまに気になって手に取ったりしていたのですが、どうしても絵が好きになれずに敬遠していました。この方の絵はかなり登場人物の表情が暗く、中身をパラパラと見ても、何か古臭さを感じて読むのを避けていました。

   ある日、1巻だけ読んでみようと手にからは、ものすごい衝撃を受けました!最初は陳腐でありきたりのSF漫画だと腹をくくっていただけに、余計に驚きました。物語はある平凡な高校生に地球外生物が寄生するところから始まっていくのですが、その少年は運よく脳を支配されることを免れて、その地球外生物に右腕だけをパラサイト(寄生)されます。それからというものの、次々と目の前に現れる敵(パラサイト)と戦っていくことになるのですが、一番の見所は少年と少年がミギーと名づけた地球外生物との関係です。

   少年は殺された家族や仲間や地球上の人間のために、地球外生物と戦いを繰り広げていく訳ですが、一方のミギーは少年の脳まで乗っ取ることに失敗し、少年が死んでしまうと自分も死んでしまうという理由だけで少年を助けていく訳です。お互いの利害が一致しているようにも取れますが、そこは仲間を助けたいという人間が持つ感情と全くそういう感情を持たない地球外生物が、妥協をしながらお互いのことを学んでいく姿が何とも表現できないほど絶妙なのです。
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キャッシング