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フラグメンツ

   「フラグメンツ」は、以前紹介した「ありがとう」の作者山本直樹氏の作品です。この作品は日常の中の非日常のエロを描いています。

   物語の構成は短編集のようになっており、全てのストーリーが繋がっている訳では無いのですが、一部の登場人物が他のストーリーに出てきたり、前見た話の続きのような話が出てきたりします。

   中身は一言で表現するとアブノーマル・エロスのオンパレードです。SMあり、近親相姦あり、強姦あり、未成年あり、いろいろな場面のいろいろなエロティシズムがありますが、普通のエロ漫画や同人誌とは異なります。

   ただ単にHなシーンをひたすら描いている訳ではなく、そこにはいつも日常の生活というものが存在します。

   その日常での不満や不安が性にぶつけられているという見方もできるかと思いますが、そのギャップこそがいやらしさを引き立てているのだと感じました。

   画も以前「ありがとう」を読んだ時のイメージよりもかなり洗練されていて、よりいやらしい描写に磨きがかかっています。

   性の嗜好というのは、人それぞれであり、実際にそういうことを経験したことが無くても、いろんな想像は誰でもしたことがあるかと思います。

   こういう話って中々他人からは聞きだせるものでも無いですし、それを覗き見するという意味でも十分に楽しめて、自分の妻にも話せないような願望や空想を掻きたてられたりしました。

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感染列島
評価:
映画「感染列島」製作委員会
小学館
¥ 600
(2008-12-26)
   本日時点で、国内の新型豚インフルエンザに感染している患者が、52人居るということが確認されました。ついこの間、海外に研修に行っていた学生の感染が確認されたかと思うと、今度は神戸で一気に広がりを見せているようです。

   新型のインフルエンザということで、感染率やスピードは通常のインフルエンザとは比べ物にならない猛威をふるっています。週末に漫画喫茶に行った時に、まさにこの件を連想させるマンガ「感染列島」を手にとって読みましたので、レビューに書きます。

   この漫画は将来、人類が経験したこともない感染病にかかったことを想定し、専門機関によるシュミレーションを元に作られているので、とても説得力がありました。もし新種の感染症が日本に上陸したら、医療機関は麻痺し、科学・医学の力、いや人間そのものが持っている力が以下に無意味なものに感じられました。

   天災、事故、事件、病において、いくらマスコミの報道を目にしても、大抵の人は「自分には無関係だ。」という思いをもたれると思いますが、この感染列島で起こるような事態に陥れば、そんなことは言ってられなくなると思います。物語はとてもスピード感があり、たった1巻で完結してしまいますが、その分読み応えがあって良かったと思います。また、画がとても実写風に描かれているので、説得力があり危機感がストレートに伝わってきます。

   今回の豚インフルエンザは、弱毒性ウィルスであるにもかかわらず、ここまでも社会全体を不安に陥れいることを考えると、強毒性ウィルスが襲ってきた時は、人類はいったいどうなってしまうのだろうと考えさせられた作品です。

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ソラニン
   私が浅野いにお氏のはじめての作品を見たのは「おやすみプンプン」でした。現在スピリッツに連載されていて、以前から気になっていたので読んでみたのですが、予想していた通り面白くてあっという間に最新刊まで読み進めてしまいました。他にも何か作品を書いていないかと思い、漫画喫茶の店内コミック検索にて調べたところヒットしたのがこの「ソラニン」でした。

   ラブストーリーの要素もあり、フリーターの葛藤する姿にも触れられているため、どのカテゴリーに入れようか迷いましたが、一応「職業、業界」に入れておきました。とにかく画がとても綺麗で現代の若者の心の中を良く捉えている作品だと思いました。ストーリーは、バンドの夢を捨て切れないフリーターの心の葛藤を描いているのですが、同時に社会問題化されているフリーターの職業格差や希薄化されている人間社会の中で生きる若者の現実をうまく描写していて、同世代の方には感情移入がしやすいと思います。

   実際にサラリーマンをしている私も、正社員という身分に守られながらも、会社でのしがらみや自分自身の欲求や生きがいなどについて日々考えることがあるので、登場人物の心の中の葛藤が分かる気がしました。結局はどんな仕事や生き方をしていても、人それぞれが悩みを抱えていて、それなりに生活を送っているのだということと、人間と言う生き物は決して現状に満足はしないということを伝えているようにも感じました。

   この作品はたったの2巻で完結してしまうのですが、文字が結構多いので読み応えは十分です。またこの2巻という中にしっかりと登場人物それぞれの思いが表現されていて、本当に良く出来ている作品だなあと感心しました。最初は2巻で完結したマンガだから、あまり人気が無かったのかなあなんて思っていましたがとんでもないです!間違いなく名作に入る作品に入り、特に2巻の後半部分のストーリー展開は必見です!

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ヒミズ
評価:
古谷 実
講談社
¥ 530
(2001-07)
   この漫画「ヒミズ」を手に取ったきっかけは、表紙の画が何か気になったことからでした。悲壮感漂う少年が描かれており、当時リアリティのある作品を読みたいとマンガを探していた私に、読む気にさせるほどの説得力が表紙の画にはありました。

   あらすじは、父と母に見捨てられた中学生の話で、学校にも行かずボートハウスでたった1人で生活する少年の心情を綴ったマンガです。少し前にお笑い芸人によって執筆された自伝「ホームレス中学生」と被るようなストーリー設定ですが、この漫画には希望という明るさは一切なく、人生に絶望し生きる意味を見失った少年の姿がリアルに描かれています。境遇は全く違うにしろ、現代の若者の心の闇をうまく捉えているように感じました。多くの若者が将来の夢も抱くこともできず、周りに流されてたんたんと毎日を生き、生きる意味も充実感も見出せないまま日常を送っていると思いますが、若者だけでなくて社会人である我々にも当てはまる部分がたくさんあると感じました。

   登場人物もイジメラレて歪んだ感情を持ったものや、金欲や支配欲に魅せられているものや、よく人を観察しているなあと人物設定には感心させられました。主人公も人生を諦めている割には、しっかりと性欲はあり何度かセックスするシーンがあるあたりに、余計にリアルさを感じました。このまんがには、暴力描写もあり、自分の都合だけを考えて行動する人間の心の内も巧妙に表現していると思いました。

   たった4巻で完結してしまう作品ですが、その内容はとても深くまた読み返したいと思う作品であります。読んだ後で知ったのですが、作者の古谷実氏は、「行け!稲中卓球部」に代表されるギャグ漫画を得意とする人物なのですが、この「ヒミズ」は古谷氏が初めてシリアスな表現に挑んだ意欲作なのだそうです。

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ナニワトモアレ
   「ナニワトモアレ」はかなり長期間に渡って、週刊ヤングマガジンに連載されていたようですが、週刊マンガ雑誌を読まなくなった私には知る由もありませんでした。完結まで28巻もあるので存在自体は知っていたものの、中身をパラパラめくると車ばかり出てくるので、敬遠していました。私は車やバイクなどに興味が無いので、いわゆる走り屋の
マンガは読みません。それでも、ヤンマガで28巻分の連載をやるほどだから面白いかもしれないということで、ある日全く読む漫画が見当たらなかった時に、読むことにしました。

   読んで見たら、もう止まりませんでした!大阪を舞台にした走り屋の話なのですが、暴走族みたいなものですが、乗るのはバイクではなく車です。チームを作っているので、当然他のチームとの抗争も絶えず、アクションあり、恋愛あり、友情あり、笑いありの決して臭くない青春漫画に仕上がっています。とにかく、物語が進むテンポが絶妙で、次へ次へと飽きることなく読み進めてしまうのです。絵もとてもリアリティがあるもので好感が持て、たまに出てくるエッチなシーンは結構興奮をそそられてしまうほどです。また、作者の南勝久氏も大阪出身で笑いのセンスは天下一品です。読みながらクスクスと笑いを誘われてしまいます。

   この漫画に出合った時は、一気に読破したかったのですが、サラリーマンをしながら大事な家族もいるため、漫画喫茶で長時間滞在することは中々できませんので、この頃はちょっと時間を見つけてはマンガ喫茶に足繁く通って数日で読破しました。現在は第2部の連載に移っていて、タイトルも「なにわ友あれ」に変更されています。ここまで力のこもった作品を描けるのは、きっと作者自身がレーシングチームに入っていたんでしょうね。

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MASTERキートン
   大晦日の日にはじめてのレビューを投稿したいと思います。「マスター・キートン」は、私がこれまで読んだ漫画の中で、ダントツで好きな漫画です。主人公のキートンは、保険会社の調査員という仕事をしている傍ら、考古学の大学教授という仕事も持っています。本当は大好きな考古学に携われる職に就きたいと本人は願っているものの、保険会社からの依頼だけは定期的に入り、大学教授という仕事をなかなか定職にはできないようです。

   同じ男性から見ると、キートンは自分の夢をいつまでも追いかけている羨ましさもあり、軍隊や考古学から得た知識・経験を活かし、保険調査員として次々と難題を解決していく能力もあり、男として申し分の無い存在なのですが、別れた妻や娘に頭が上がらす女性に弱い側面を持ち合わせているところに親しみを感じます。また、随所に出てくる人間性に関しても見習いたい部分はあります。スタンフォード大学を卒業し、軍隊では特殊部隊に配属し、大学教授の資格まで持ち合わせていて超エリートな訳ですが、全くそれを感じさせないほど嫌味が無く、爽やかなのです。まあ、マンガの中の世界の話ですから、こういう人間が現実社会には中々居ないと思いますが、子供の頃にヒーローに憧れたように、仕事ができ、夢を追い求め、豊かな人間性を持つキートンは忘れていた大事なものを思い出させてくれる、そんな人物です。

   この漫画はそれぞれの話が短編で終わるため、忙しいサラリーマンでもちょっとした通勤時間や空いた時間にさくさくと読めてしまいます。また、実際に起こった歴史的事件に即した話が満載で、フィクションであるもののリアリティが入り混じった作品にも仕上がっていて、自分の世界観を広げるにためにもきっと参考になる漫画であると思います。「マスター・キートン」は私にとって、バイブル的な存在の漫画なんです。
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