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世界の終わりと夜明け前

   今年初めての漫画レビューを投稿します。世界終焉説が盛り上がりを見せる時だからこそ、この作品を選びました。

   「世界の終わりと夜明け前」は、前回取り上げた「ソラニン」を描いた浅野いにお氏の作品となります。この漫画は短編集となっていて、共通しているテーマというのは過去と未来についで描いているのだと思いました。

   どのストーリーにおいても、登場人物は決まって過去の輝いていた青春や幸せの感傷に浸っているというのが印象的でしたね。

   日常の些細な思いを物語に乗せて綴っているという感じの作品なので、決して言ったメッセージの強い作品ではないのですが、世界の終わりが過去で夜明け前が未来であるということを言いたいのだろうと思いました。

   誰でも過去や現在に持っている過ちや悩みをまるで世界の終わりであるかのように思ったことがあると思いますが、それから時間を置いて思い返してみるとそこまで思い悩んだ自分が居た事実さえ忘れていたという人も居るかと思います。

   この作品はそんなところに焦点を当てていて、夢や希望といったものを語っている訳でもなく、誰もがどこかで気づく心の折り合いというものを取り上げているようにも感じました。

   確かに自分が初心であった青春時代から何が成長したと聞かれれば、表向きには社会人としての経験やスキルなどと上げるのでしょうが、本当は自分自身が腹黒くなったことだけなのではと思うことがあります。

   周囲の人に対しても、与えられた現実に対しても、自分の心の中に潜む人には言えない感情も、すべて自分の都合の良いように消化して折り合いをつけて生きているのだということを、この作品を通じて感じましたね。

   何かとても分かりづらいレビューになってしまいましたが、この作品自体が明確なテーマやストーリーが無い作品なので、どこをどういう風にレビューすれば良いかよく分かりませんでした。ただ、世界の終わりが来るという不安に襲われ、明るい未来を見通せないこの時代だからこそ、作者のメッセージが込められている気がしました。

   自分の言葉で思ったことを書こうと思い、この作品を読んで自分が感じたことを率直に書きましたが、とにかく面白い短編集なので是非読んでみてください。

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